2004年09月26日

2005年の手帳

ぼんやりとBLOCKBLOGの新着リストをみていたら、
「ほぼ日手帳」という文字が飛び込んできた。
そういえばそろそろ出るって見た気がする。
すかさずリンクで飛んで「ほぼ日」へGO!!
9/28締切だった。

  この週末に選んでくださいね

バナーのコピーにつられて、思わず「はいっ!!」

…さすが糸井さんちだ(^^;)


去年もなるほど…と見ていたが、何色にしようかな〜と思っているうちに終了していて、結局新年を迎えてから、本屋だか文具屋だかで手ごろなものを購入。その時“手ごろ”だと思ったサイズは…A6の少し大きめのもので確かにニーズを満たしていたのだが、あれもこれもといろんなものを挟み込んで持ち歩く私の性分としては必要以上に重くなってしまっている。今も持ち歩いてはいるものの、あまり活用できていないことにも薄々気づいていたので、来年はまた小型のものにしよう…と思っているところに現れたのが「ほぼ日手帳」予約受付の記事との出会い。

 
まさしく神の啓示(笑)
 ※昨日は「神の啓示なんてない」って言ってたじゃん(^^;)
 
 
送料込みで\4000は若干お高いかなぁ…とも思ったが11月発送の着払いで申込んだので、それまでに、いや、そのためにしっかり稼ぐから大丈夫よ〜!!…と自分で自分に言い訳しつつ、ナイロンカバーの「ブリリアント・ブラック」で申込みボタンをクリック。
 なにより使いやすそうな機能満載。仕事をする人、生活を楽しむ人のお知恵満載とも言うべき細かい気配りがされている様子で、市販の手帳にいろいろ手を加えるよりもお手頃そう。紙質にまでこだわってるところも嬉しい。

Loftでも買えます…ってことだったが、Loft行かないし。
それにネット通販で申込むと「ほぼ日ストア特典」がつくの。

  手帳本体+ナイロンカバー+
  ほぼ日ストア特典・その1(ボールペン+メモ帳ライト+下敷き)+
  ほぼ日ストア特典・その2(カバー・オン・カバー)

オマケ好きとしてはこれは見逃せないっ(≧∀≦)ノ。
送料500円はオマケご購入資金と考えることにして。

全7色の中で、「スカーレット」とか「さくら」とか「マンゴー」にもかなり惹かれたんだが、結局、無難にライフカラーの黒にしました。上記特典のカバー・オン・カバーを使えば黒以外に変身させることもできるらしいし…。

昔は本当にきっちり手帳をつけていて、誰々から電話があっただの手紙がついたなんてことから仕事の予定やタスクリストまでマメに書き込んでいたし、なによりアドレス帳として大活躍していた。いつからだろう?毎年持てはいるもののだんだん活用しなくなり、ただ持っているだけのお荷物になってしまったのは…。携帯を持ち出してからアドレス帳としての機能やちょっとしたスケジュールのメモはすべて携帯電話が担っているが、携帯嫌いの私としてはこれがとても不本意だった。

それらを解消すべく2005年はこの「ほぼ日手帳」に大活躍して貰おう。
…と同時に来年1年この手帳をきちんと使いこなす事で、
生活改善(笑)ができるような気がする。

いろいろな切なる願いも込めて、2ヶ月先の到着を心待ちにするのであった。

posted by みし at 12:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月25日

海鮮丼定食

蕎麦屋が好きになったらしい。

吉祥寺の友人がよく連れてってくれる蕎麦屋で味をしめたということもあるが、
近所にもホームグラウンドを開拓せねば…と思っていたが、
そういえばあったあった!!
環七と246の交差点すぐにある「そば蔵」。
閉店時間が早いのでなかなか縁がなかっただけ。
蕎麦はもちろんお酒もおいてるが、オプションも充実。
高菜とか蕎麦いなりとかてんぷらとか食事系も充実している。
飲みに行くというより、
餓死寸前の時にひとりでふらりとゴハンを食べにいく機会がしばしば。
中でも定食がお気に入り。

040925kaisen.jpg

小蕎麦と小鉢、高菜と漬け物、そしてメインの海鮮丼!!
酢飯の入った丼の淵にはスゴい勢いで刺身がずらーーっ。
これがまたスゴいボリュームで。普通の刺身盛り以上の満足感。
まんなかには鶉卵も♥
写真で見るより実物が出てきた時の方がかなり感動!!
最初に出てきた時、思わず「すごっ!!」と言ってしまったら、
店員のお嬢さんが笑顔で「でしょ?」って感じで、感動を分け合えたのも好印象(笑)

ちなみにこの「海鮮丼」の他にカツ丼とか天丼とかバリエーションも豊富。
価格は均一で850円だった気がします。

そうそう、忘れてならない蕎麦湯だけでなくて、
蕎麦茶があるのがまた嬉しい。
こんなこと書いてたら、
おなかはへってないけど、蕎麦茶が飲みたくなってきた〜。
posted by みし at 23:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジャンヌ・ダルク

ミラ・ジョボビッチの“見た目”が好きなのです。

「フィフス・エレメント」は今ひとつよく解らなかった。
片手間に見たからかもしれないが、片手間で見てしまう程度の印象だったのかもしれない。そこで思いの外、落胆してしまったので実はこの「ジャンヌ・ダルク」公開当時は興味なかった。しばらくたってからあのミラの正面アップのパブが気になってやっぱりみてみようか…と思っていたところにTVでやってたので珍しく全編見入ってしまった。

「フィフス〜」が解らないといいつつも、リュック・ベンソンの色使いはどうも好きらしい。なんといっていいかボキャブラリーが乏しく表現出来ないが、感覚的に“濃く”て。それが例えば白でも淡色でも「濃い」。その濃さを媒介に視覚からストーリーや感覚が染み入ってくる。


この物語が歴史的にどこにあたるのか時代背景とか家系図とか調べてみた。
学校の授業で聞いたこともある気もするがすっかり忘れている。
オフィシャルサイトざっと目を通しただけじゃわからない部分が多くて多くて。
私達の年代はフランス年表のベースは「ベルサイユのばら」って人も多いと思うがそれよりずっと昔だったんだとか。若い頃に読んだはずの「ジル・ド・レ」も当時は猟奇的部分の情報収拾として入ったので、そうなってしまう前の彼についてはきれいさっぱり記憶からは消去されていた。ジャンヌが軍旗を翻して先頭に立っている有名な絵画があるが、そういえば最期はどうなるんだろう?という単純な疑問を解決すべくラストシーンを迎えたが、火炙りの刑だとは学校では教えてもらわなかった気がする。そういえば前述の書籍で読んだかもしれない。公にはジルがはこの処刑の後、引き蘢りがちになり猟奇殺人を繰り返した…とどこかに書いてあったが、単にジャンヌ・ダルク聖伝説をより一層美談化するための一素材になってしまったような気がするが…。そしていつの時代も同じように戦争によってたくさんの血が流れたことには変わりない。しかしながらフランス兵とイギリス兵の区別がつかなくて今回も苦戦。そしてこれだけ見るとイギリス人、悪イヒトアルヨッッ.....ヾ(゚∀゚)ノ゛アヒャーー!

 
 
  この世に神なんていない。

 
 
懺悔もしない、啓示もない、無神論者の私は、
この一言で締めくくってしまった(^^;)。

やること山積みの中であえて見ただけあって作品は楽しめました。
ビデオでノーカットで見てもいいかな…。

後日補足あり、かな。

posted by みし at 13:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月24日

突っ伏して寝るのは正しい猫の寝姿か?

窒息するんじゃないか?と時々心配になる。
クッション、タオルケット、毛布…etc.に顔を埋めて、
突っ伏して寝るのだ、うちのお猫さまは。
どこで覚えたんだろう?

普通の猫寝(?)した方が態勢的にも楽だと思うが、
突っ伏して寝るのがお好きらしい。
写真とってお見せしたいが、
なにぶん本体が黒いので、旨い具合にわからない。
要するに真っ黒な固まりにしか写らないので説明しにくい…。

今もタオルケットに顔を深くうずめて、
やすらかにお休み中である。

posted by みし at 23:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

かなり遅ればせながら知る訃報

辰巳四郎氏の訃報を今頃知る。

大極宮でもお知らせしてた様子。
そういえばずっと見てなかった。
昨年のことだったそうで、一年近くも知らなかった。
そういえばここ一年、背筋を正して読書していなかった。
ここ数カ月また読書欲が頭を擡げ出した際に、
頭の片隅を「今回は何故違うんだろう?」とぼんやりと過ったことがあった。

実は具体的にどんな人だったのか…とか詳しいことを知らないのだが、
愛読書の装丁はほとんど辰巳氏によるものだったので、
お名前だけはかなり馴染み深い。
わくわくしながらその日手に入れた本を開くと、
必ず目にするクレジットだった。

そうか。
これから出る新刊で氏のお名前を拝見することはないんだ。…と思うと、
なんだかとても寂しくなってしまった。

遅ればせながら御冥福をお祈りすると同時に、
彼の後継者も引き続き、私達がしばしば手にする愉しみを、
ページを開く前から…書店で手にとった瞬間から、
COOLな気分にしてくれるといい…
posted by みし at 19:49| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月22日

1秒。

てれびっ子は「メントレ」に続き「トリビアの泉」に突入しました。

「演奏時間が1秒の曲がある」


画面がクラッシックだったから、

  へぇ〜

とかいいながら見てたワケですが。
回答VTR見たら洋楽だった。

 あっ!!
 ナパーム・デス だー。
 
 
ナツカシ〜〜!!
 
 
そうそう!!
15年ほど前になりますか。
アタクシ、芝浦あたりで''ナマ''で見ました〜。
当時、何故か予備知識まったくナシの状態で連れていかれて、
この''1秒の曲''にかなりのインパクトを受け、
そのおかげでナパーム・デスってバンド名を覚えて?帰ってきたのでありました。


以上。

  1秒、侮れず。
posted by みし at 21:23| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月16日

ハカラメ観察日記[1]

今回は絶対に鉢植えまでいくぞー!!

…という野望のもと、父島のお土産にせっせと水をやっている毎日。
今回のハカラメの葉っぱは肉厚な気もする。
で、日当たりも大切らしい…という情報に則って、
窓辺に皿をおいて育てているのですが。

ご覧になって下さいな。

040916ha.jpg

今回のは茎も太いけど、根がすごいの!!!
なんだかすくすく育ちそうな気がする〜!!
期待、絶大!!!

これを持って帰ってきてくれたpiroko嬢んとこは、
もっとスゴイヨー!!

posted by みし at 22:26| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月14日

夢をみた。

首のあたりの筋を違えたらしく痛みが走る。
今朝の夢のせいらしい…


何やらよくわからないが追われているらしい。

続きを読む
posted by みし at 22:53| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月13日

KENT何処へ…

ヘビースモーカーになってからはずっとKENTだった。

最初は青(今の紺)箱…いわゆる「ケントFK」というやつで、タール13mg/ニコチン0.9mgというヘビー系。これが当時なかなか売ってなかった。自動販売機に入っていることなんてほとんどなかった。

数年後、紆余曲折あり、結局どこでも入手が簡単なKENTの赤箱に落着いた。
「ケント・マイルドFK」というやつで、それでもタール9mg/ニコチン0.7mgなので若い女子(当時よ。)はあまり吸ってる人いなかったかも。

ある冬、風邪が酷くて声が出なくなって、それでも煙草が吸いたかったので苦肉の策として当時新発売となった「ケント・ワン」(タール1mg/ニコチン0.1mg)をゲットし、その後声が出るようになってからもしばらくして愛煙していた。…が、ふと気がついた。軽いから本数が半端じゃなく増える!!
…で結局「ケント・マイルド100s BOX」に戻した…というか今度はロングサイズなんだけど、ここで落ちつき今に至る。

で。
アタクシ、たいていカートン買いするんですが、数日前行きつけのタバコ屋に行ったら、珍しく「ゴメン、ないんだよー」とのとこで若旦那は仕入れミスだって言ってたけど、どうもKENTの新製品らしい。タールもニコチンも同じだからイイかぁ…と。

ちなみに、右が今までの赤箱、左が突如現れた謎の新参者。

040913kent.jpg

ところが。
家帰って調べても、この新参者のリリース情報が見当たらない。
インターネットでわからない情報があったなんて…愕然。
タバコメーカーって大っぴらに宣伝しちゃいけないの?
こういう情報ってどこでゲットできるんだろう?
確かに喫煙者は何処行っても肩身が狭いご時世だけど。

このKENTはブリティッシュ・アメリカン・タバコというメーカーなんだけど、ここのサイトには私が探している事以外の…すなわち会社概要とか堅〜い内容しか見当たらないない。
ちなみにJTはタバコの詳しいニュースは、二十歳以上の証明の手続きをしないとパスワードの貰えないページにあるみたいです。手続きがあまりに面倒な感じだったのでアタクシは登録しませんでした。

そんなこんなで、この新参者が一体ナニモノなのか?
どういう素性で現れたのか?今だわからズ…。

もう赤箱には二度とお目に掛れないのかしら?
posted by みし at 23:13| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月08日

都内徘徊〜世田谷篇〜

青山一丁目の手前に赤坂署がある。
ここの前を通ろうとしたら、乗用車(復面パト?)、普通のパトカー、バスの枠に格子がハマってるやつ…なんていうんですかね?護送車?…などなど何台も連なって署内の駐車場から出てくる。
で、私服・制服問わずの警察官の方が車が出てくる度に拍手している。
異常に盛り上がっている。
よくわからないが目出度いことでもあったという様子。

気にせず随随、青山一丁目を目指しここで半蔵門線に乗車。
…今日の予定。
実は「狐」に会いにいくんではなかったような気がしませんか?
ちょっと似てるけど…。
いやいや、今日は でなくて、


 猫です!! ネコ!!


招き猫を求めて、豪徳寺に行くって何日も前から言ってたクセに!!!
そこで、急行列車だったことを言い訳に''三軒茶屋''で下車。


 初めての 東急世田谷線 乗車!!

''三軒茶屋''から''下高井戸''まで世田谷を縦断するわずか二輛編成のいわば路面電車。券売機は有りましたがどちらかというとバスに乗る要領…乗車時に130円をお支払いする。
ちなみに目的地の「宮の坂」駅は無人でした。
帰りはうっかり無賃乗車しそうになり、乗った途端に運転手さんが
「こっちで先に払ってくださーーい!!」
と2両目にいた私に1両目から叫んでくれた。…スイマセン(^^;;)

世田谷線は民家の間を走っているようで、
右を見ても左を見てもアパート、マンション、一軒家、住宅、住宅。
そして''宮の坂''駅は都内とは思えないくらいの…
まるで夏休みに祖父母の家に遊びにきました〜!くらいのホンワカ具合。
緑も多くて、とてもいい処です。


下車してすぐに八幡様があったので先にそちらへ行ったが工事中…ゴメンナサイ。
でも取材?来てたので何かお祭りでもあるんでしょうかね。
あと敷地内に「厳島神社」というのがあったのでお参りしようかと思ったら、
そのすぐ横のベンチに仕事の途中休憩的なサラリーマンが陣取ってしまったので、
ちよっと憚られて、断念。


八幡様を出て、線路を挟んでまーーっすぐ行くと豪徳寺。
途中、案内看板もないし、永遠に続く住宅街。
不安になったので後から歩いてきたオバサンに、
「あのー、豪徳寺はこちらの方向でいいんでしょうか?」と聞いてみたら、
次を左に入ったとこよ、と教えて頂いた。感謝。

どうも今日はお葬式をやってらっしゃるみたいで、
門前を撮ると「○×誰某 告別式会場」というのが入ってしまうので断念。
コレで勘弁して下さい(^^;)

040908gotk.jpg

井伊直弼の墓があるそうで、墓があるってことは一般の墓も勿論あって、
やはり写真は控えました。
ミナサン、招き猫の奉納棚の写真を撮ってらっしゃるけれど、
あれってすぐ背後は卒塔婆とか墓石なんですが…(^^;)
ま、その猫塚…といいましょうか、個人的感想としては、
本で読んだり噂で聞くよりも小規模でした。
比べちゃならないけれど、さっきの豊川稲荷の狐塚の方がわんさわんさとお狐様が
境内のあちこちに犇めきあっていたので…拍子抜けしたというのが正直なところ。

本堂の方にいってみたが、どこもかしこもぴっちり締めてあって、
大層立派なご本尊様もガラス越しにいらっしゃる様子はなんとなくわかるが、
お顔が拝見できない…御簾が天井から垂れ下がっていたりするので、
首から上が隠れているのだ。
説明板もない、パンフレットのようなものもない…

 うーん。消化不良。

総受付(売店とでもいいましょうか)に入ってみたが、どなたもいらっしゃらない。
紙に、

  「庭掃除をしているのでご用の方は声を掛けて下さい。」

じゃ、いいかな…。
招き猫は入り口の「山崎商店」(写真参照)で買おう。

040908yamazaki.jpg

…と去ろうとしたら、庭掃除していた少年が「何かご用ですか?」と。
せっかくだから「猫欲しいんです」というと総受付で待っててくれとのこと。
しばらくするとさっきの少年が出てきたので300円のと500円のを頂いた。
「本堂の中は拝見できないんですか?」
とついでに聞くと「できません」とだけ返ってきた。
なんとなく拍子抜けしたが、お礼を言って来た道を戻る。


''山崎商店''の前に一匹の猫。
このお猫サマは花用のプラスチックの器に入っている水を召し上がっていた。
私はその様子を炎天下の中、なんだか見ていたのだが、
気がすんだお猫サマはまるで正座するが如きよい姿勢で
ガラス戸の前に座って店内を見ている。

私「暑いから中に入りたいんでしょう?」
猫「……」
私「誰もいないよねぇ〜」
猫「……」

とかなんとかやってると、近所の小学生の女の子が二人やってきた。

少女「あ、チビー!」
私 「チビっていうんだ?この子は。」
少女「そうよー。白いのがもう一匹いてね〜、その子はミクちゃん!」
私 「そうなんだ〜(笑)」
少女「でもね、ミクのことは“ミルク”って呼んでるのよ!!」
私 「そうかぁ、ミルクちゃんか〜」

少女「じゃ、そろそろ帰りますね。さようなら!!」
私 「(なんて礼儀正しい子なんだーー!!(泣)…) はい、さようなら!」

…らしいです。残念ながらミルクの姿は見えなかったけど、
相変わらず、チビは姿勢よく待っているようだったので、
私はガラス戸を開けてやった。
チビはそそくさと中に入り、ひんやりしているに違いない床に寝そべった。
「すいませーん」
声をかけるとすこーし間をおいて、オジサンが出てきた。
「暑くて中に入りたそうだったから、開けたら入っちゃったンだけど、
 この子はココの子なんですか?」
うんうん、とオジサン。
「猫が欲しいんです」と言うと、どの大きさにするか問われた。そして、
「どこに置くの?一番ちっちゃいのは財布に入れるンだよ。」とのこと。
さっきの500円のをもうひとつ欲しかったので、それを所望する。

私がなによりうれしかったのは招き猫の箱と一緒に一枚の紙をくれて、
「ここに由来が書いてあるから、読むといいよ」
とおっしゃってくれたこと。
帰宅後、今日の戦利品を開いてみたら総受付で頂いたものにも
同じ内容のものが確かに入っていた。
でもね、私が欲しかったのはビニール袋じゃないんだよ、少年。
別にたいして口数も多くないオジサンが言ったこんなアドバイスだったり、
女の子が教えてくれたミルクの本当の名前はミクって事と同じレベルで、
本堂の中にいるのはどなたなのか?とか、
何故見ることができないかの理由をほんの少しだけ説明してくれるとか、
残念ですが…とか、いつならご覧になれますよ…とか。

キリがない。
だってほんの些細なことなんだもの。
豪徳寺を出て、ここ数日抱えていた期待があっという間に萎んでいった。

敗者復活で、近日、''今戸神社''および''浅草''へGO!!
きっと浅草には聞いてもいないのにおせっかいにいろいろ教えてくれる、
人生の先輩達がたくさんいるに違いない!!

…とまた淡い期待に胸膨らませるのであった。



posted by みし at 20:20| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

都内徘徊〜赤坂界隈篇

四ッ谷で待ち合わせ。
用事が終了したのはランチタイムに至るには全然早い時間。
昨日の台風の雨風が嘘のように晴天、猛暑。

せっかくだから、久しぶりにイグナチオ教会にでも行こうかと思ったが、何故か今日は“洋式”な気分ではなかったので、そのまま&color(red){''麹町''};方面へ歩く。麹町まで行けば永田町まではすぐだから…。この界隈は昔よく来ていたのでなんとなくわかる。

どこかでパスタか蕎麦のランチが頂きたくて徘徊するが、ここは千代田区。
吉野屋とかファーストフード系以外は意外といいお値段するのです。
ランチタイムに1000円以上使うのは、これだけ歩いた甲斐がなくなるような気がして、
意地になって赤坂見附まで頑張ることにした。餓死寸前(^^;;)

赤坂見附で以前何度か行ったことのあるお店でハンバーグのランチだ!!
…と店の前まで行ってみたがちょっと違うような気がする。
やっぱり、今日は“和風”な日なんだ。

同じく何度か行った事のある「三間堂」という地酒とそばの店の前を通ったら、おばちゃんに「今日の日替り、カツオの叩き、いいわよー」と言われ、横でニコニコしていたバイトらしきオネーチャンが200円割引券をくれたので即決定!!
この店、絶対ハズレがないんですよ。予想通りの大当たり。
小蕎麦(何種類からか選べるので今日は鴨蕎麦)、御飯、麻婆豆腐、カツオのたたき、小鉢とデザート…という豪華メニューをオーダー。大当たり〜!!! 量は多いんだけど、美味しくて全部クリア!!

体力&気力も充電できたところで、ここまできたら行くでしょう!!

 “豊川稲荷”

こんな早い時間に行くのは初めてだった。
神社仏閣で写真とるのは気が引けるので、門前だけで失礼。

豊川稲荷

本堂も上がっていいようで、人もいなかったので、
靴を脱いで上がらせて頂く。貸切り状態だったので今日はゆっくり拝見。
社務所の方がいらっしゃったので「もう少し前まではダメですか?」とうかがうと、
「そうね、ここまでなんだよ」とのこと。
そのかわり稲荷会館の3階に行くといいよ、と教えて頂き、
何があるのか聞いたところ「観音様がいらっしゃるよ」と。
階段まで案内して頂き、あとは1人で上がってみると広い畳敷きの部屋が。
一番億に鎮座ましますがそうか…と近寄ってみる。

 薬師瑠璃光如来(右)
 釈迦牟尼如来(中央)
 聖観世音菩薩(左)

何十畳と広がる座敷にたった1人というのはなかなか体験できるものではない。
一番奥まで行き、お賽銭を投げ込んで、正座。

途端、何かがこと切れたような気がした。
悪いものをすべてを浄化して頂いたような気持ちになって、
しばらくここで澱を吐き出す。
すっきりして、また外に出る。

融通稲荷の前で、そういえば銭洗いもしたのにどうもお金にツイテないから、
正月に頂いた融通銭をいったんお返ししてもう一度頂く。
この黄色い袋の中に、''十円玉''が入っているんです。

融通稲荷

で。融通稲荷の社の裏、本堂の左隣の弁財天の池で銭洗い。
正月は百円玉ひとつでしたが、どうも百円じゃダメなのか?…と、
今回は何故か百円玉+五百円玉。

  あっっ!! 思い出した!!

正月も五百円玉を洗っていたら池の中に落としてしまったのであった!!
だから散財してたのか?2004年の前半。
今回は落とさず、計六百円を無事洗い、融通銭の黄色の袋に一緒にいれておく。

その奥の「叶(かのう)稲荷」で無駄な縁が切れるように、
必要な縁は結ばれるようにと願いを込めて10円(^^;)。

おみくじは、凶。でした…ヾ(゚∀゚)ノ゛アヒャー!!
が、売店でお水をお供えするお茶碗(小)と蛇様用の皿(塩お供えするやつ)をご購入。
今回も“稲荷界のディズニーランド”、豊川稲荷にて懲りずに散財。
正月には毎年初詣はココと決めているが、
正月でなくても何か払い落とせるような気がして''豊川稲荷''が大好きなのである。

ちょっと反省して、青山一丁目までまた歩いた。
都合、都内を4区間分くらい歩いていると思う。

                          〜続く〜
posted by みし at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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