2005年07月06日

不当解雇されたらしい。

月曜日にいきなり契約打ち切りを言い渡された。

前の週の金曜日なぞ、山の様に仕事があって一心不乱にこなして、そのまま週明けも引き続きかなりの勢いで仕事を…どちらかというと押し付けられていたに近い状態、しかしどれも無事終了した…と思っていた。就業して1ヶ月弱、以前にも愚痴ったが指導してくれるべき人は指導力不足、人とのコミュニケーションが著しくダメな人…なわりに、よくがんばって馴染んだとちょっと自画自賛しかけていたところだった。特にひどいミスを犯したわけでなく…ひどいミスになる前に自己解決もしくはチェックで修正できてしまう程度のことはあったが、上司に厳重注意を受けるようなこともなかった…はず。営業の人ともうまくやってたと思う。


そんな帰り道、派遣会社から留守電が入っていたので、てっきり契約更新のことだと思って再度の連絡を待ったところ、

 スキル不足による契約打ち切り

という死刑宣告をうけた。

ショックで電話を切ったあと、しばらく放心してしまった。スキル不足なんて言われるとはまったくもって思ってなかったのだから。で、あれこれ何が原因だろう?と考えていたら眠れなくなってしまって翌朝寝坊した。寝坊するほど考えたが具体的なことは出てこなかった。

それから今日の夕方までずーーーっと考えてみたが、全然思いつかず、開き直って次の仕事探しに精を出したが、どうも解せない。その間、ミーティングというものが何種類かあったが、私も認識しているクライアントとのトラブルのネタに関してどうも歯切れが悪いので、何かこの案件に関して臭うな…と察知。そこから糸を手繰っていくと、どうも部署内のチェック漏れに端を欲するミスが多発していたのをとうとう堪忍袋の緒が切れたクライアントから指摘を受け、怒りを買ってしまったようだ。その1発目のメールは私も見たが、その後の対応などについて一切入ってこなかったので、この件は片付いたのだろう…と思っていた。
 
 
 確かに片付いていた。
 
 戦犯を解雇することによって。


その“戦犯”こそ私だったらしい。

「スキル不足」というのは派遣会社に対する言い訳であって、部署内のミスの一切合切の責任を押し付けられたようだ。はっきりした証拠は掴んでないんだけど結構信憑性高そう。どうりで課長もはっきり言わないわけだ。当初、指導役のオンナが私と気が合わないからなんだろうかと思っていたが、あまりそういう風に考えるのもよくないし、合わないのは課長かもしれないし、私はうまく立ち回っていると思っていた営業チームか…とも考えたりした。もちろん自分にもスキル以外の落ち度があってそういう感情を生んだのかも…というのも考えた。これから数日先には無職になってしまうこととか、去り際のことを考えると、とても不安だったり、不愉快だったりして、ここ数日かなりナーバスになっていた。

が。
あまりにも酷くない?
人身御供ですか。
それも本人の知らないところで“戦犯”に奉り上げるなんて…。


人なんてやっぱり信じられない。


出るとこ出てやろうかと息巻きもするが、やっぱり生きてる価値のない人間だからこういう事が起こるのかしら…と落込んだ。こないだ聞いた落語「死に神」はまさに私のことではないか?…でも砂時計も呪文も蝋燭も持ってないから彼らよりも救いがない。






posted by みし at 20:44| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック